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「まめつぶ屋」が提案する和の暮らし。
そして、「オチビサン」の世界を
もっと味わうために。


まめつぶキッチンに次いで、先月より始まりました。
新企画、「豆粒町の花暦」♪

オチビサンの暮らす、鎌倉市の豆粒町。
その町の片隅に咲く、オチビサン達が愛でるお花たちを、
季節に合わせてご紹介していきます。



3月は「弥生(やよい)」
もともとは「弥生(いやおい)」が変化した言葉。
「弥」は「ますます」「いよいよ」という意味。
「生」は「生い茂る」と使われるように、草木が芽生えること。
草木がいよいよ生い茂る月「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」が詰まって「やよひ」となったという説も。


枯れ木から、新芽がのぞく季節です。
強い風に、春の息吹を感じますね。


さてそんな季節のお花は…?




おおいぬのふぐり 【おおいぬのふぐり】
オオバコ科クワガタソウ属
花の色:青はおおいぬのふぐり、ピンクはいぬのふぐり
花言葉:信頼 神聖 清らか 忠実




「オチビサン」3巻118ページより。



「どうも適当な名前」とナゼニが評するように、
名前の由来は、実が扁平な球形で犬のフグリに似ているから。



オチビサンが名づけたところは「青オチビ草」。
小さくて青いから、ですね。なんだか本当の名前よりもしっくりきちゃうかも。



ちなみにミツマタはこちら。
春を告げるように一足先に、淡い黄色の花を一斉に開くので、
サキサクと万葉歌人は詠んだそう。



こちらは花にら。
オチビが「おほし花」☆と名付けたように、
星型の花びらが、きりりとしたお花。







枯葉に埋もれて、元気に芽をだす姿は「いよいよ生い茂る」弥生にぴったり。
小さくてついつい見逃しがちですが、青いお花は小粒でなんとも可愛らしいです。



アスファルトの隙間からも茂る生命力。
まだまだ肌寒い日にも咲き誇り、一足早く、春を教えてくれます。


あなたの町の道にも、きっと咲いていると思います。
オチビサンやナゼニになった気持ちで、道脇の植物をぜひ愛でてみてください。








いかがでしたでしょうか。
「豆粒町の花暦」弥生編は、犬のふぐりの紹介でした。
ぜひあなたの町の、小さな春をを探してみてくださいね。



来月のお花もお楽しみに♪